よくある質問

一般的なビジョントレーニングの概念は、「外部から入力された刺激や情報を、脳で認知~判断し、どう正しく出力するか?というサイクルをトレーニングすること」と捉えられています。
ですから、目だけのトレーニングでは決してないのです。
もちろん、目はデリケートな入力装置ですから、そこを調整するウェイトは大きくなりますが、目の機能と併せて、思考や身体の動きも含めた「総合的なトレーニング」がビジョントレーニングであると言えます。
また、それらは「先天的に備わっているもの」ではなく、「学んで身につけていくもの」であり、だからこそ、社会の在り方や生活環境などが大きく影響しているというのも、とても大事なポイントです。

★視覚-ビジョンとは?
「見る」という行為は、テレビのスイッチを入れるように、ただ単に眼を開けていれば成し得ることではない。私たちは、瞳に映った映像を、五感などの様々な感覚や脳に保存した情報と照らし合わせ、意味を与えながら「見ている」。これが、視覚-ビジョンのプロセスである。

★視力と視覚の違い
視力は「ハッキリ見る」という仕事をしてくれるが、ビジョンは「見たものを“意味ある情報”へ導く」という更に重要な仕事をしてくれる。これが視力と視覚の違いである。

★本当に「見えている」とは?
人間は、情報収集力の80%以上を眼に依存していると言われており、日々の行動やその成果は「見る」ことから大きく影響を受ける。
実のところ、私たちは眼だけでモノを見ているわけではない。もちろん視力も大切だが、脳と体で対象物を分析できて初めて、モノが「見えている」と言える。つまり、「よく見える眼」とは、見たものを脳だけでなく体も含めて「認識できている眼」のことを言う。

★ビジョンに問題があると?
もしビジョンのプロセスがうまく働いていないと、たとえハッキリ見えていても、情報のポイントをつかめておらず、実際には正しく見えていないということも起こり得る。学校の成績が芳しくない子供、スポーツが苦手な若者、仕事のミスが多いビジネスパーソン、あるいは交通事故を繰り返し起こす人は、やる気の問題とか能力の問題ではなく、ビジョンの問題を抱えていることも考えられる。

★“見る”には3つの要素がある
私たちの眼は、単にモノをはっきり見ることだけではなく、見ようとするものを広い範囲の視野の中から素早く見つけ、奥行きや立体感のある3D映像として捉えながら、見たものが何であるのかを脳で理解し、体で反応しなくてはならない。これらすべてが正しく働いて始めて「よく見えている」と言える。
①情報を鮮明に見る=「感覚機能」
視力が良いことは重要な機能だが、視力検査の結果が良くても、屈折異常などが隠れていては、安定した視力とは言えない。
②情報を正確に集める=「運動機能」
様々な方向から、そして、遠いところからも近いところからも、多様に入って来る光を逃すまいと正確に収集する能力。そのため、両眼はクルクルとよく動かなければならず、眼のピント合わせも上手でなければならない。また、眼が2つある以上、両眼のチームワークも重要になる。ビジョンの運動機能は、眼球運動、焦点合わせ機能、両眼のチームワークの3拍子が揃ってこそ高まる。
③脳と連携して情報を処理する=「情報処理機能」
眼に入った光の情報を分析したり、記憶として整理整頓したり、反応したりする機能。ここで重要なことは、他の感覚(聴覚・嗅覚・触覚・味覚・体性感覚など)や機能との相互作用も備わっていること。

私たちが「理想のビジョン」を得て、素晴らしい人生の鍵を手に入れるためには、この3つの要素が互いにうまく嚙み合って機能することが求められる。

 ■脳力開発研究所「オフィシャルホームページ」より抜粋

★脳波研究から生まれたメンタルウェルネストレーニング
私たちが健康で元気に過ごせるのも、知識や意欲が湧き出て豊かな人生を送ることが出来るのも、すべては脳の働きのおかげと言える。したがって、脳がうまく働いてくれさえすれば、おのずと健康は保たれ、仕事や勉強、スポーツなどのあらゆる生活面が充足されて行く。では、「どうすれば脳がうまく働くのか?」ということになるが、その答えは脳波にある。
これまで、様々な分野で活躍する人たちが能力を発揮している状態の脳波を数多く測定して来た結果、アルファ波の強さと持続性が、その能力発揮と大きく結び付いていることを発見した。そして、一般の人でも、アルファ波をコントロール出来れば、驚くほどの能力を発揮できることも実験で確かめて来た。
それらの研究に基づいて体系化したメンタルトレーニングプログラムが「メンタルウェルネストレーニング®」である。これは、脳の本来の力を引き出すための訓練法であり、このトレーニングを実践することで、過去にも数多くの人が確かな成果を収めて来た。

★メンタルウェルネストレーニング®(MWT:Mental Wellness Training)とは?
プログラムの監修者である弊社相談役の志賀一雅が考案し、1983年より延べ3万人以上の受講者実績を持つ「自己恒常性開発プログラム(SRP:Self Regulation Program)」をベースとしたトレーニングプログラムのこと。
脳力開発研究所が提供する「メンタルトレーニング」も、現在はメンタルウェルネストレーニング®として実践指導を行っている。

★健康管理から目標管理まで応用可能
私たちの脳には素晴らしい力(脳力)が備わっており、本来ならば、どのような環境や状況にも対応できるはずだが、複雑化した現代の環境の中で、不安や不満を感じながらも無理に適応しようとし続ければ、脳の働きに歪みが生じ、やがて心身の健康を損ねてしまう。
そこで、「ストレスコントロール」や「自己実現」に対しても効果的な「メンタルウェルネストレーニング®」の実践を通じて、期待感や満足感の感度を高めるなど、脳の活動を活性化し、心身の健康を維持することが重要になる。
現在、学校や企業、心療内科等で行われている「メンタルヘルス・ケア」は、「問題が起こってから対処する=対症療法」が中心であり、必然的に医師やカウンセラーを必要とするものが多くなる。それに対して、メンタルウェルネストレーニング®は「問題が起こる前に自力で予防する=セルフケア」トレーニングであり、日常生活の中に取り入れることで「自力で心身の調子を整える」ことが出来るようになる、実践的かつ予防的なトレーニングである。
トレーニング内容は、長年の実績に基づいた「予防のためのメンタル改善と向上のプログラム」として体系的に構成されているため、①すぐに始められる、②短時間で取り組める、③大人数でも一斉に実施できるという特長を持つ。個人活用はもちろん、家庭や職場などの様々な場面において、健康維持~願望実現に至るまで、幅広く活用することが可能である。

 ■脳力開発研究所「オフィシャルホームページ」より抜粋

トレーニングの実施目的は年齢、職業などによってさまざまかと思いますが、「脳のコンディションを整え健康に能力発揮する」というのがトレーニング自体の目的ですので年中以上の方なら、どなたでもトレーニングが可能です。

★子ども
健康な発達、姿勢の改善、学習&身体能力の向上、コミュニケーション力の向上
★学生・一般・主婦・経営者
情報処理能力の向上、イライラの軽減=メンタル改善・モチベーションUP
★シニア
いかなる時も心穏やかなメンタリティ、健康増進、機能維持
★アスリート
本番に強いメンタル、確実な情報処理、コーディネーションにより成績UP!

など

「近年の社会環境が引き起こすビジョンの問題」としては2007年からスタートしたと言われる「スマートフォンの普及」が、「小さな画面を長時間見続ける」という新たな習慣を生み出し、その後の色々な問題を引き起こす契機になったのではないかという気がしています。
そうした習慣を持てば、大人でも、肩こりや目の疲れなどの不調に直結します。ましてや、発達途上の子どもであれば、単純に「身体を動かす時間が減る」ことに繋がりますし、そのことがもたらす最大の悪影響が、誤解を恐れずに言えば、「発達障害=未発達」という、身体の動きを含めた、さまざまな経験不足を原因とする症状のように思うのです。
そして、その“経験不足”という原因こそ、「発達障害=未発達」の大半をビジョントレーニングで改善できると申し上げている理由です。
子ども達は本来、感覚統合のための無意識的な行動として、危ないことを経験したがるものですし、そうしないと育たない感覚があります。
「学び」とは、絶対にリスクの先にしか生まれないものですから、その範囲を見定めた上で、子ども達の自主性に沿った行動を見守るのが、保護者や指導者の役割であると思います。

子どもの「学び」には、頭だけではなく、身体を使うことが大事で、そこから得られる感覚などが積み重なり統合されていくことで、脳の回路が育ち、最終的に学校の勉強などにも繋がっていきます。
ですから、何よりもまず身体を使うことが子どもの「学び」の基本で、走り回ったり、転んだり、ぶら下がったり、飛んだり、跳ねたりする必要があるということです。
そのベースの部分が育っていない子どもは、知識だけは持っていても、知恵が身についていない状態ですから、勉強はもちろん、人間関係などにも苦労する可能性が高いと言えるでしょう。
 そういう意味でも、これからの時代の子ども達が、健康に、賢明に育っていくためには、ある種の原点回帰が必要になっていて、それが現代の教育に求められていることであろうと思います。
すべてが御膳立てされているかのような現在の環境は、少なくとも発達の面から見ると望ましくないと申し上げましたが、それは、自分で考えて行動する機会を失わせるからでもあります。
「自分で考えて行動する」とは、「自分の何故?」に気がつくことでもありますし、そういう経験を通じて、「他人の何故?」にも気がつけるようになり、「他人の気持ちになって考える」こともできるようになります。
これこそ、一生に渡って役に立つことであり、だからこそ、子ども達に何としても身に付けて欲しいと思っていることです。

 ■岸浩児著「ちゃうねん。そうじゃないねん。目がうまく使えてなかっただけやねん。」より抜粋

基本として「トレーニング」なので、教室や講座などにお越しいただき「直接指導」というのが原則ではありますがリモートでの対応が可能と判断したメニューについては以下の内容で可能です。(ZOOMで実施)

・メンタルウェルネストレーニング基礎課程認定講座
 https://mentalwellness.jp/kouza/mwt/kisokatei/
・メンタルウェルネストレーニング勉強会
・ニューロフィードバック(脳波)勉強会
・交流分析WEBセッション 
 https://mentalwellness.jp/other/internet/

など

今後も「成果を挙げる事のできる取り組み=トレーニングを実施する」という主題を逸脱しない範囲で、可能な限りリモート対応にも取り組んで行きたいと考えております。

全国に教室があり、そこで主に「週に1回のトレーニング」を実施し、その際に日常の課題なども確認し自宅などでも簡単にできるコンディショニングを提案しておられます。
このサイトを運営している「ウェルネストレーニング教室(一般社団法人メンタルウェルネストレーニング協会)」の関連教室としては以下の通りとなります。

★ウェルネストレーニング教室 認定加盟校
https://wellnesstraining.jp/school/

★メンタルウェルネストレーニング協会認定インストラクター資格者運営校
https://mentalwellness.jp/training-info/

見学や体験などは基本としては可能ですが、教室により実施状況が異なります。
ご希望のエリアの教室にお問い合わせください。

現在、教室数はまだまだ少ない状態ですが今後、全国レベルでの開設が内定しており、さらなる教室の開設から「身近にトレーニングできる環境の整備」が待たれるところです。

◎どんな人が指導しているの?
一般社団法人メンタルウェルネストレーニング協会が運営する以下の資格認定講座を受講し認定を受け、その後も継続的にノウハウの更新を行っている指導者の皆様がトレーニングをお伝えしています。
これから指導者を目指す方も資格を取得しトレーニング指導を実施する事が可能です。

★メンタル(ウェルネス)トレーニング指導者資格認定講座
https://mentalwellness.jp/kouza/mwt/

★ビジョントレーニング指導者資格認定講座
https://mentalwellness.jp/kouza/vision/

★ニューロフィードバック(脳波)指導者資格認定講座
https://mentalwellness.jp/kouza/neurofeedback/

運営者情報

logo-1
住所 大阪市中央区谷町6-4-21 マルタマビル2F(地図はこちら)
TEL / FAX TEL 0120-441-667 FAX 0120-441-699
MAIL contact@wellnesstraining.jp
HP https://wellnesstraining.jp/
Scroll to Top