「ビジョントレーニング」って視力回復とは違うの?キッズ(小学校低学年)、ジュニア(小学校高学年)、学習力アップ情報、情報処理能力アップ情報、発達支援情報 / By なついえんど / ビジョントレーニング 「ビジョントレーニング」と聞くと、視力を高めるためのトレーニング?と思う人が多いのですが、それは違います。「ビジョントレーニング」は「見る力」を高めるためにおこないます。学校や親が気にするのは、子どもの「視力」だけ。 視力が1.2や1.5であれば、「よかった!ちゃんと見えている」と安心しますよね。しかし「視力」がよいだけでは、本当の意味で「見えている」とは限りません。 なぜなら、視力は人間の「見る力」のほんの一部の機能でしかないからです。 では、視力と「見る力」の違いとは何なのでしょう? その説明の前に、下の写真を見てみてください。 この写真はいったい何の写真でしょうか? 「衛星写真?」 「地図?」 「ネズミ?」 「山?」 「足跡?」 いやいや、違います。 分からない人のためにヒントを差し上げます。 どうですか? わかりましたか? これは「牛」の写真です。 正面やや右を向いた牛の写真です。 わかったら、もう一度前のページの写真を見ましょう。 牛に見えますね。 というか、牛にしか見えませんよね。 これが視力と「見る力」の違いです。 大切なのは、見て考えて行動できる 「見る力」 視力は、静止した細かな像をどれだけハッキリ見えるかで判定します。 2ページ前の写真でいえば、白黒の模様がハッキリと見えていれば視力がいいということになります。 しかし私たちは日常生活の中で、ただ単に静止したものを眺めているだけではありません。 動いているものを見ることもあります。 そして「それは何か」「次にどんな行動が必要か」……と、いろいろなことを「脳で判断しながら見ている」のです。 「目で見た情報を正確に集め、それを脳で理解し、からだで反応していく」 このような総合的な力を「見る力=視覚」といいます。 視力も大切ですが、勉強やスポーツ、日常生活を営むうえで、脳やからだと連携して正確にものごとを見きわめる「見る力」が重要なのです。
「勉強嫌い」「集中力のなさ」「運動が苦手」なのは「目」つまりビジョン(視覚)に問題があるといったら信じられるでしょうか? キッズ(小学校低学年)、ジュニア(小学校高学年)、スポーツ力アップ情報、学習力アップ情報、幼児、幼稚園児、情報処理能力アップ情報、発達支援情報 / By なついえんど