「まごわやさしい」で子どもの発育・発達に良い食育を紹介!

「まごわやさしい」で子どもの発育・発達に良い食育を紹介!

子育て中のお父さん・お母さんへ、食育について以下のようなお悩みはありませんか?

  • あまり料理の時間がとれていない
  • そもそも食育がなにかわからない
  • 何から始めたら良いかわからない

こういったお悩みを持った方は決して少なくないと感じます。

実際、厚生労働省は以下のような食育に関する状況を懸念しています。

▼以下、厚生労働省の「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書についてより抜粋

近年、子どもの食をめぐっては、発育・発達の重要な時期にありながら、栄養素摂取の偏り、朝食の欠食、小児期における肥満の増加、思春期におけるやせの増加など、問題は多様化、深刻化し、生涯にわたる健康への影響が懸念されている。

ただそうはいっても、この忙しく、情報に溢れた現代です。

「どれが正確な情報なのか?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、「まごわやさしい」という食育をご紹介いたします。

小さいお子さんの発育や発達はもちろん、子育て中のお父さん・お母さんの健康維持にも繋がりますので、ぜひご参考ください。

そもそも「食育」とは?

●そもそも「食育」とは?

農林水産省は、下記のように説明しています。

▼以下、農林水産省より抜粋

食育は、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの。

簡単に言うと、色んな経験をして「食」に関する知識とバランスの良い「食べ物」を選ぶ力を育てるのが、食育の目的となります。

そんな食育の目的である「食」に関する知識とバランスの良い「食べ物」を選ぶ力に繋がるものとして「まごわやさしい」という言葉があります。

以下で解説します。

健康的な食生活に繋がる「まごわやさしい」とは?

健康的な食生活に繋がる「まごわやさしい」とは?

「まごわやさしい」とは、昔から日本で健康に良いとされる食材。
その頭文字を取った言葉になります。

頭文字食べ物の種類食材栄養素
「ま」豆類豆腐、味噌、納豆たんぱく質、ミネラル
「ご」ゴマ類木の実など脂質、ミネラル
「わ」わかめなどの海藻類わかめなどミネラル
「や」野菜緑黄色野菜などビタミンやカロチンなど
「さ」魚類青魚などたんぱく質、DHAなど
「し」しいたけなどのきのこ類しいたけなどビタミンDや食物繊維など
「い」いも類サツマイモなど炭水化物や食物繊維

以上の食材を積極的に取り入れていただくことで、お子さんの発育や発達はもちろん、子育て中のお父さん・お母さんの健康維持にも繋がる、そんな期待が持てます。

また、「なかなか料理の時間がとれない」、「どうしてもスーパーのお惣菜やコンビニなどで済ましてしまう方」にとっても、上記の食材が入った食品を意識的に選んでいただくことで健康的な食生活に繋がると感じますので、是非ご活用ください。

以下では、そんな健康に良い食育を心がけることで得られるメリットを紹介します。

食育を実践するメリットは3つ!

食育を実践するメリットは3つ!

食育を実践することで、期待できる効果は次の3つです。

  • 学力や体力の向上に繋がる
  • 栄養バランスについて学べる
  • 社会性が身に付く

以下でそれぞれ解説します。

学力や体力の向上に繋がる

文部科学省「全国学力・学習状況調査」(令和元(2019)年度)によると、毎日朝食を食べる子供ほど、以下のような傾向が確認できました。

  • 学力調査の平均正答率が高い
  • 全国体力調査の体力合計点が高い

以上のような調査結果から学業や部活動などでエネルギーを使うことの多い子供たちにとって、朝食はなるべく食べたほうがいいのかなと感じます。

※引用元:家庭での食育の推進

なかには、起床後はあまり食欲が湧かないお子さんもいらっしゃると思います。
そういったお子さんには、リンゴやバナナといったフルーツなどから栄養素を摂っていただくと良いかもしれません。

特にバナナは、脳のエネルギー源でもあるブドウ糖やビタミン、ミネラルなどが含まれています。忙しい朝でも、手軽に栄養が摂取できるのでおすすめです。

栄養バランスの知識がつく

食育を学ぶことは、自ずと栄養バランスのとれた、規則正しい食生活を意識できるようになります。

特に、「まごわやさしい」に因んだ食材は、脳の働きにも良いとされています。

そんな栄養バランスの整った食事を積極的に摂取することで、脳や筋肉に必要な栄養素が行き届くといったことが食育を通じて学ぶことができます。

実際、京都大学の明和政子教授(発達科学)らのチームが行った調査では、感情のコントロールが苦手な幼児は特定の腸内細菌を多く持つことが分かったそうです。

その他、野菜の摂取頻度が低く、偏食の傾向も確認され、腸内細菌は食習慣が影響し、3~5歳に基盤が形成されて生涯変わらないといい、チームは幼少時の食習慣が脳の発達に影響する可能性があるとみて研究が進められています。

こういった調査結果にもあるように、選ぶ食材や食品によって作られる食習慣は、子供たちの発達にもかなり影響があると感じます。

社会性が身に付く

食育を通して、家族や友人と食事を共有する楽しさや重要性などの社会性が学べます。

また、食事をする上で必要な手洗い、配膳、片付けといった協調性を身につける場にもなるでしょう。

加えて、小さいお子さんの場合は、箸の持ち方や食べる姿勢などを身につける場にもなるでしょう。

ちなみに、正しいお箸の持ち方・使い方は脳の発達に大きく影響しますので、気になる方は「【手指の発達に繋がる】正しいお箸や鉛筆の持ち方を紹介!」をご覧ください。

まとめ

今回の記事では、子供の発育や発達に良い「まごわやさしい」を含めた食育を中心に紹介させていただきました。

食育を実践することで、子供たちの学力や体力はもちろん、規則正しい食生活、食を介した協調性やコミュニケーション能力などの社会性が身につきます。

子育て中のお父さんやお母さんの中には、なかなか料理に時間の取れない方も少なくないと感じます。

ただ、そういった方でも今回紹介した食材やそれらを含んだ食品を意識的に選んでいただくことで、お子さんを含めたお父さん、お母さんにとっても健康的な食生活に繋がることが期待できます。

ぜひ、今回の記事を日常の食生活にご活用いただけると幸いです。

参考資料

「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書について

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/02/s0219-3.html

校長通信│家庭での食育~⑪まごわやさしい~

https://www.hibari.jp/weblog00/archives/2008/02/post_557.html

脳の発達に食習慣影響か 幼児対象、京大が腸内細菌調査

https://www.tokyo-np.co.jp/article/285461

幼児期の食事の質と学力は比例する!食べるべきものとは?

https://www.shinga-farm.com/parenting/which-food-is-needed-for-kids-brain-and-body/

お子さまの食に関する調査結果|おやこのニコニコ食

https://shimajiro.benesse.ne.jp/oyako2525/message/

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