情報過多で困ったら?昔の子育てから学ぶ!子どもの才能を伸ばすヒント

情報過多で困ったら?昔の子育てから学ぶ!子どもの才能を伸ばすヒント

こんにちは、なついです!

今回のブログでは、昔の人が行っていた子育てを紹介!

SNSなどで見かけるキラキラした子育て、社会から求められている母親、父親のイメージなどで悩んでいる方も少なくないと感じます。

そんな今の時代と比べ、情報の数が少なかった時代、

「昔の人はどんな子育てをしていたの?」
「当時の子どもたちはどんな遊びをしていた?」

など、気になる方もいらっしゃると思います。

そこで、以下では昔の人が行っていた子育てを紹介してまいりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 自然の中で五感を育む

自然の中で五感を育む

昔の子どもたちは、今よりもずっと自然の中で過ごす時間が多いように感じます。

具体的には、以下のとおりです。

  • 土や水に触れる
  • 虫を追いかける
  • 季節の移り変わりを肌で感じる

文部科学省の報告を見ると、子どもの外遊び時間は減少傾向にあるようです。(参考:幼児期運動指針

また自然体験は、子どもの心身の発達に良い影響を与えるという研究も多く存在するため、

  • 週末に公園に出かける
  • 庭で土いじりをする

といったことだけでも子どもの五感を刺激し、豊かな感性を育むきっかけになるかもしれません。

その他、お父さんお母さんが子どもの頃にしていた遊びを、自分の子どもに教えてあげる。

また一緒になって遊んでみるのも子どもの成長や親子の繋がりを深める良い機会になるでしょう。

「いや、うちは共働きだから、なかなか…」といった方は、おじいちゃんおばあちゃんを頼ってみるのはいかがでしょう?

昭和、平成、令和と様々な時代を生きてきた先輩から子育てを頼んでみるのも、子どもの成長に良い影響があるかもしれませんね。

2. シンプルな食事で、健やかな体を育む

シンプルな食事で、健やかな体を育む

昔の食事は、今のように加工食品やファストフードが豊富ではありませんでした。

そのため、旬の食材を使った手作りの食事が中心でした。

厚生労働省の調査では、子どもの野菜摂取量は目標値に達していない傾向があります。(参考:令和4年「国民健康・栄養調査」の結果

また、幼少期の食習慣は、将来の健康に影響を与えるとも言われています。

毎日手作りにこだわるのは大変ですが、できる範囲で旬の野菜を取り入れたり、加工食品を控えたりする工夫は、子どもの健やかな成長をサポートするでしょう。

こちらの記事では、子どもの発育・発達に良い食育を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3. 地域の中で育てる

地域の中で育てる

昔は、核家族という形ではなく、親戚や近所の人など、多くの大人たちが子どもの成長を見守っていました。

その反面、現代社会では核家族化が進み、親が孤立しがちな状況も指摘されています。

地域との繋がりは、子育ての負担軽減や子どもの社会性発達に繋がることが期待できます。

そういったイベントに参加したりすることで、家族以外の繋がりを持てたり、子育てを経験された先輩方の意見が聞ける場にもなるでしょう。

4. 遊びを通して、学ぶ力を育む

遊びを通して、学ぶ力を育む

昔の子どもたちは、今のように多くのおもちゃを与えられていたわけではありません。

身の回りにあるものや自然のものを使って、工夫して遊んでいました。

ゲーム機やスマホなどが悪いと言いたいわけではありませんが、

  • 絵本を読む
  • 積み木で遊ぶ
  • お絵かきをする

そんなシンプルな遊びの中に、子どもの想像力やコミュニケーション能力を伸ばすヒントが隠されているかもしれません。

また、こういった手や指を使う遊びは、子どもの成長において以下のような良い影響が期待できると言われています。

良い影響詳細
脳の発達を促す手や指先は「第二の脳」とも呼ばれ、細かい動きは大脳皮質の感覚野や運動野を刺激し、脳の発達を促します。
手先の器用さを養うボタンを留める、箸を使う、文字を書くなど、日常生活に必要な動作の基礎となります。
集中力を高める細かい作業に集中することで、物事に取り組む集中力が養われます。
創造力を豊かにする自分の思い通りに手を動かすことで、想像力を膨らませ、創造性を育みます。
目と手の協応運動を促す見たものに合わせて手を動かすことで、目と手の連携がスムーズになり、読み書きや運動能力にも繋がります。

こちらの記事では、2~6歳向けの手先を使ったおもちゃを紹介しています。

親子で手作りして遊べるおもちゃを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

5. 時には我慢することも、成長に必要な経験

時には我慢することも、成長に必要な経験

昔は、欲しいものがすぐに手に入らない環境でした。

一方で現代は、物が溢れ、すぐに手に入ることも増えましたよね。

そんな我慢することが少なくなった時代において、我慢する力は、社会性を身につけ、将来生きていく上で必要な力とも言えます。

全てをすぐに与えるのではなく、時には「少し待ってね」と声をかけたり、我慢することの大切さを教えることも、子どもの協調性を育んだり、衝動性をコントロールするうえで必要な経験かもしれません。

まとめ

昔の子育ての知恵は、現代の子育ての全てを解決してくれるわけではありません。

しかし、情報に溢れる現代において、立ち止まって考えるきっかけを与えてくれるはずです。

科学的な根拠と、昔の人の経験から得られた知恵をバランス良く取り入れ、あなた自身と子どもにとって心地よい子育てを見つけていくことが大切なのかもしれません。

以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

参考:

文部科学省 幼児期運動指針
厚生労働省 令和4年「国民健康・栄養調査」の結果

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